2008年8月15日金曜日

我思う、ゆえに、Perfume有り』 その3 のっち篇




8がつの16にち土ようび
Perfumeのマジカル☆シティ
市民のみんな聞いてね!
1時間スペシャル お盆だよ!全員集合!!

お家におりんさいよ(ゆ)

と、言う事でひっぱりましたね、のっち篇、
つーかグータラだったんですが(笑)
結局お盆休みで何とか遅筆を補いました。
まあ、たいそうなこといってますが大目にみてください。
自分自身に書いたもんでしょーもないですが、
正直ひとりでも読んでくれる人がいると
嬉しいし励みになります。
・・・・・・

この自分が私で
なぜか、今ここ(地球という世界)にいる
"不思議"
そして思う、Perfumeの3人を
"究極の不思議"

皮相浅薄になりがちなこの世界のつながりに
それをあきらめきれない思いにした彼女たち
それでかまわなかった世界を変えた・・・
もっと深く君たちを知りたい
でも、知ろうとすればするほど厳然な輝きとなり
光芒を放つ、そのきらめきが何処まで続くのかさえ・・・

語る言葉はむなしい
誰だって現実をみればおかしくなるさ
手のひらに僅かに残る虹の断片、
それは煌(きらめ)く内心に通ずる小さな光、
いつしか螺鈿細工の鍵となる。
心で握っていたもの
それを信じて・・・

『~Perfume有りその3』のっち篇


『我思う、ゆえに、Perfume有り』 その3 ...つづき
〈 のっち篇 〉

妄想のための妄想曲(話2/2)

* * * * * * * * * * * * *

※本人の許可を得た部分(回答)のみ記載、
詳細な記述は必要なときに追補。

「~それでは始めましょう」

暗くて自分の声が響きます・・・
洞窟みたいなところ    とにかく探す
瑠璃色の海とサンゴ礁   そこは危険な感じ
息をとめて  何かが見つかる気がする
わくわくする   なかなかうまくいかない
もうひとりの自分  おかあさん
直感するまま  運命だと思う

あ~ちゃん:女神、めっちゃ大きくなって寝そべってる。
かしゆか:カリスマ、ファッション通信に出てる。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

(瞑想・・・意識の彼方・・・・)

(あれ?おれ寝ちまったのか
今の夢、、ケーキなんて作ったこと無いのに
      "今の"メモっとくか・・・)

夢の中で自分はBEE-HIVE寮でケーキ作ってた、
誰に?のっちにか?
あの部屋からのっちの声がする。
「もう自分にうんざり」
私は生クリーム泡立てながらその部屋の扉を開けた
ウェブカメラの前でダラっと寝そべるのっちがいた。

何をしたい?
「おいかけっこ」
追うのは誰?
「上京したての自分」
ケーキできたら食べる?
「それより髪を切りたい・・・」

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

(それでは始めましょう"自分"
見たまま感じたままに・・・
"のっち"きみの瞳をみているとさみしくなる
感情があまり読み取れない、それでいて澄んだ
美しい珠の様な瞳がなにかを訴える。
いま、夢をみて、その理由がやっとわかった)


問診表(基礎データ)---×→個人的端書

大○彩乃 (のっち)について

端 書
無口なのっち
語る言葉は少ない
索漠感を糧にさても玄妙な・・・静かなる大○彩乃

C.G.ユングいわく「静かな水は深い」

〈孤独〉
彼女はひとりっこである。母も父も若かった。
この世に生を受けたときすでに心の手に握っていたもの
神は微笑んだ。

余人にはない才能

疎外感を抱くのは個性的なものの宿命である。
人とのコミュニケーションが苦手で、自分の世界に閉じこもりがちな
積極性に欠ける子供だった。大勢の人たちの中で言いようのない「孤独感」、
それは夢見がちで劣等コンプレックスの強い少女を育てる。
そんな心のエネルギーは無意識下に蓄積されクールな美意識に変容し
沈黙の中にたくわえられていく。
人は光と闇の陰影の強さによって存在感を増す。

生えたての羽

「SPEED」という鳥肌の立つような幸せな感動に出会い
彼女の握っていたものが鮮やかな原色の色彩を帯び出す。
のっちの歌唱表現はあ~ちゃんにディーバと言わしめる。
無価値と思えた自分の可能性を見つけ足がかりを得たとき、
他者とのかかわりを拒むようでいて、実はそれを切実に求めている
本音に気づく。

〈出会い〉
生まれたときから約束されていたかのような出会い。
のっちの選出、
後の苛烈なる奏効はこの偶然は必然であったと悟らせる。
あ~ちゃんとかしゆかにとっては、それ無しでは得られない
『Perfume』を授かるめぐり合いだった。
のっちにとっても周囲との緊迫感を薄れさせ柔らかな調和を生み
理解しあえる仲間を授かった人生の転機だった。

永遠の許すかぎりこの絆を放すことはない、いつまでも
のっちの心象は血脈の一体化を語っている。
それは屹立したPerfumeの本質にほかならない。

成長していける心のしなやかさを得ることが深い思考を誘発する。

〈ライヴ 1〉(BEE-HIVE時代)
すべてのメディアは背中を向けていた。
傍目はアイドル⇔オタクの関係性に終始、広がりのない世界
「JKに冷笑された」
クラブイベントで秀逸な輝きを放ちつつも余りにも小さかった世界
4年間のアクターズスクールのスキルは見事に発揮され
ヤスタカ氏の楽曲、ダンスパフォーマンスもレベルは素晴らしく高かった。
(一部のファンに留まったことが後の好転に拍車をかけるのだが)
結果が出ない・・・
のっちの薄絹の様な心の幕を透かしてみれば容易に想像できる
"かっこいい"ことしたい。
だが、やるべきことのリストなどもうなかった
今日一日があるそれだけでよかった
今日一日があるだけで幸運だった
"夢をみる"という時間は無かった
いまがその"夢の結果"だった。
心を蝕むものがどかっと根をおろし、信念と現実の狭間がよじれ
波打つ、延々と・・・
先行きの見えない内的葛藤に苦しみ続ける。
「もう無理なのかな煮詰まってた」

見捨てられたようなこの世界で生きることは
10代半ば"のっち"には過酷だったはずだ。 
それでも彼女の心は折れない、
彼女のプライドがそれを許さなかった。
果断に選択し努力を惜しまない姿勢を固持した。

それでも心深く、沈みこんだ思いはあった。

「この世界の"わたし"では、次の地平が見えない」
「本当の自分を表現したい」
『壊したい・・・釈然としないこの世界を・・・』

いつかこの経験がすべてに生きる。


〈フレグランス〉  
Perfume(香水)に特別な感情の働き、誘発行動。
あ~ちゃんはフローラルの香りや洗濯物(お日様の匂い)、
野性的な匂い、製品全般のにおいに嗜好性を持つ、いわゆる
[匂いフェチ]の域に達している。
かしゆかにとってのそれは女性美の希求であり、フェミニンな
情動性を奮うアイテムでもある。
アダルトなテイストに転用する長けた才が既にある。
のっちは、調香されたスパイシーな香りに強く惹かれる傾向がある。
ふたりとは別の内向きなセクシュアリティ要素がそなわっている。

幾度も確かめたくなるあまやかな香り、それは「憧憬」となって
心に基礎づけられたもの、母の香りアザロ.オーベル
香りに拘る嗜好性は異性に対しても転化しフェロモンに似た効能を受容する。
無意識の中の異性〈アニムス)が母性を求め男性のアニマが呼応する、
のっちの無意識に秘められた性の重層化は不可思議な嗅覚世界の
官能交錯として現われる。
その二重構造の接手がシンメトリーに結ばれる対象が惹かれる要素となる。
匂いに対する異性の情動性はのっちの特質といえる。

さらに精察すれば、彼女の無意識の中では
彼女の絶対世界としてのパーソナルエリアがPerfume(自分を包む空気)
である。
彼女にとっては自身放つフレグランス空間が自己と他のすべて(世界)を
区切る境なのかもしれない。
Perfume(彼女たち)シンクロニシティ

〈BEE-HIVEカメラ〉
緊張に凍てつく冷たさを隠しながらいつもの"のっち"が姿を見せる。 
大勢の中では静かに沈黙し、ひとりのときは無器用で奔放なたたずまい
ときにアナーキーなロッカーのなり・・秘めた怒り・・・
それは確認している行為なのだ、「自分と世界の接点を」
ぶっきらぼうな態度に愛想がないさま、 ダラダラ  グダグダ
内心とは正反対の・・・

〈~うんざり(音リコ)〉
「19年生きてきたけどもう自分にうんざり」
今までの自分は本当の自分じゃないと言う根底の自己否定
その自己嫌悪はどこからきたのか?
・・・・
そんな杞憂は軽くいなされた。
傍から見てすぐに理解されない「あそび」
自己の中心から湧くその声に耳を澄ましたとき
彼女はこのセリフを聞いた、そして・・・
ただし、それは内心の発露を粉飾した狂言に近い
彼女の本心は自分の発言に対する反響を得るところにある。
特にあ~ちゃんとかしゆかに、それを言い放ち心情に投げかけ
逃げる。のっちにとってカタルシスを得る「やり逃げあそび」
視聴者に対する彼女なりの自己紹介ともとれる。

少々釈然としない感じを受けるが、嬉しさのようなものも
いくぶんかふくまれる。
自分の価値観・世界を大事にする"のっち"ならではの
センスを垣間見た気がしたからだ。

ほら、のっちが微笑みを浮かべた・・・

〈テキトー〉
「テキトー」な態度を肯定し必要性を説いたことは深い。
彼女に限っては「適当=ふさわしい」というような意味になる。

「世の中に矛盾は多くて納得できない縛りや、無理解からくる悪意がある。
だから自分なりに選ぶんです。」

ユニーク、不可解といわれようが自分の価値観を大事にするのが
のっちである。
表面的には見えないが、たどると見えてくる社会や世の中の入り組んだ仕組み。
彼女の資質が孤立感を生み社会の規範に反感を招く流れを生んだ。
でもそれは彼女「誰のものでもないわたし」が選んだことに違いない。
だからこそ自分の行動について自分を納得させることを求める
それは現実の積み重ねに引きずられながら現実を追認することを
許さない姿勢を獲得し感受性を磨くことに繋がった。
メタ認知度は高い。

世界の旋律が静かに響く、彼女はそれを斥ける。
自己の調べに耳を傾け、彼女はさがし耳を澄ます。
核心にある主旋律を聞くために。


〈ノーブル〉
挑戦的な眼差しと肢体、扇情的な効果に起用される"のっち"
火をつける役割を果たしても 先頭に立つつもりはないのだ
ライヴで泣かない、Perfumeの"のっち"は泣かない、
プライベートの彩乃はすぐ泣く
心の深層に微妙な距離と遠慮を感じる。
「思い込もうとしていること」と「内から溢れてくるもの」
自我の領域の思考機能と、無意識下の感情機能の対立
自分でいいのか?、自信がない
自分でいいのだ、自信を持ちなさい!

関係性の中の性格、他者との比較によって決められる性格
複数の視点の理解が必要になる。
悲惨な現実や寂しい境遇から「距離をおく」ことを必要としたのなら
他者との共感に乏しいとき対立点をあらわにしない人間関係の
希薄化を願い心を閉ざすのも悪くない。
そんな自分と戦っていかなくてはならないけれど
ネガティヴな気持ちを持つことが許されないと攻めてはいけない
それが心を苦しめるなら、持っていていいのだ。  
外界との連動などこだわらなくていい、照応する針路は同じなのだ
自己に強いた沈黙は覚悟と勇気を得るための心的ホメオスタシス

内心に潜むのっちの心象は迷い子のように怯えながら灯かりをさがして
暗い道を歩いている。
そして、その灯かりとは自分自身が出会っていないもう半分の自分を
照らすもの自己実現の道を一緒に歩むもう1人ののっち(大○彩乃)
幾重にも刻んだ心の記憶が闇を帯び一枚一枚影となって隠していても
虚空に響く思いが闇の葉となった一枚一枚をとりはらうだろう。

君はGAMEツアーの最後の最後で泣き崩れたね
それはひとつの扉が開いた瞬間だった。

向き合い、声をかけようか、ためらっているのっちが見える。

自分の感情や思考のクセ、おおらかさと危うさの両面性
ゆたかな沈黙が不即不離の実存をもたらす。
過剰に思わせぶりであったり、ひとりよがりとは根本的に異なる
孤独感に満ちていて、他の誰にも似ていない独自の天性。
凛とした芯をもつ【ノーブル】な存在"大○彩乃"


「自分のいいところ」 の質問で"のっち"は、
「満たされない何かをいつも持っているところ。 」と答えた。
ただものではないと感じた。
満たされない何かをいつも持っていたいと願うのは
"胸のときめき"のような純粋で無垢な心のエネルギーを
蓄積し豊かなふくらみをもたらす内なる欲求だからだ。

ストレスを乗り越え、幸福であろうとすること

馥郁(ふくいく)と香る"のっち"を予感する。


〈イジラレ上手〉
マジカル☆シティ/パンパカパーティー
のっちがMCの回はいつにも増して感興がわく。
のっちの所作があ~ちゃんとかしゆかの喜々としたテンションを誘発し、
容赦のない「からみ」「ツッコミ(イジメ)」を随所に炸裂させる。
不器用なまでに収拾をはかるが心ならずも予測不可能な展開を招き
のっちにとっては天窓をうがつはたらきに転化する、自然とオチ担当になる。
皮肉にもノープラン、放置プレイが持ち味を発揮する条件となる。
お笑いネタ、パクリのセンス、声色の妙、
高校は女子高?の)ちがう男子校!、あ)えぇ!共学じゃろ(大笑)
放送事故?!のっち単独ライブ篇で終わる某ゲームハイパー企画。
・・・例をあげればきりがないネタは膨大なのだ、それほど凄い。
昨年のパンパカ対決コーナー、お笑い好きのためか、お笑いの神が
しばしばのっちに降臨する。
びっくりするほどの間とタイミングは奇跡のレベルである。
バツゲームの落とし子として神に選ばれたのっち、 
意外なおとぼけぶり、ときどきはっとする鋭い呟き、名言の数々・・・
声質のある音域ではのっちとあ~ちゃんは中田氏が困惑するほど
瓜二つ、混乱、そして、癒し(1/f ゆらぎ)。
ラジオは1対1のメディアであり、なんとなくつながっている感じが
魅力なのだ。
作られたものではない、彼女たちがリアルに作りだすもの
基本しばられない自由空間、それをよしとするスタッフの理解。
「楽しみ」以上の何かを感じさせるような濃密なものを感じる。


〈ツンデレ〉
のっちに対するあ~ちゃんのツンデレぶりは舌を巻くほど完璧、お見事!
テキストにしたら完売だろう。またのっちにしても反応が心憎いほど如才ない。
19歳・・・
の)もうすぐ20歳になるんよ
あ)さよなら
の)冷たいわほんとうに
("気になる姫"は顕著)
HAPPY! 水槽に片足浸けてドクターフィッシュに角質を食べさせるシーンでは
あ~ちゃんの肩に寄り添いその肩をパンパン叩くシーン、なぜこんなに絵になるのか?
思慕の表象さえ想起する。
似たようなシチュエーションは必ずあ~ちゃんがフォローする巧妙なデレ。
アトマイザー劇場ではのち男とあ~ちゃんの即興による自然な構成・キャスティングや
内容そのままの素朴な思いが転嫁されているところは、意識しない部分も含め
それを確信させる。

あ~ちゃんはのっちに辛く(厳しく)あたる印象があるが裏を返せば、
お互いの絶対の信頼と尊敬が根底になければ成り立たない表現だと気づく。

"かしゆか"はよく知っていた嫉妬の様なものさえ言外に滲ませていた。
当然であろうとにかく3人はPerfumeがほんとうに大好きで仕方がない
そして、いちばんPerfumeに「憧れている」"のっち"


〈カミ様〉
のっちは「かむ」心理状態に直結するも
緊張過多はトラウマに起因する。
留まろうとした言語の流れ
心の冷たい部分が言の葉を凍りつかせる
パラパラとこぼれ落ちてゆく
心細さに息がとまる。
すかさず反復、呼吸を整える
ためらいながら沈思黙考・・・

(GAMEツアーの間の放送はスムーズで
   かまなかった印象を受ける着目べき事柄)

〈交わす言葉〉
まわりの状況、伝えるべき言葉の選択
相手に効果的に伝えるための言葉の省略
説明する必要はないはず、無言のサインを読み取り先回り
伝わらない・・・そんなはずはない・・・彼女にとっては意外  
〈主語がないから、伝わらんのよ・・←あ~ちゃん)

心理の綾を見越す"のっち"
心情の忖度が優れた"のっち"

彼女の歴史がそれを必要としたその残り火。

〈ひつじのショーン〉
あ~ちゃんのような険呑さはない
かしゆかような当意即妙さもない
のっちはこのキャラクターのおとぼけぶりや容貌に共通
やけにマッチする。 迷う心に踏み出す一歩
ひつじのショーンは背中を押す。


〈 夢 〉
世界の深い絶望をおそらく本能的に分かっているのだ。
空襲~戦争という運命に翻弄された不幸な人間
「元型的な心像」が夢として現れるのなら・・・仄(ほの)みえる
ヒロシマの影。
それは疎開地から見た広島への原爆投下の様子にも思える
「わからないけど知っている」奇妙な感覚
人間の身勝手な戦争・・・かってにやればいい・・・

『夜空が炎で真っ赤に染まってるのをちょっと遠くでじっと見ているんですけど
悲劇を感じるより、なにか新しいことが起こる予感がして、ヨッシャーって感じで
興奮するんです』

深く沈む無意識が求める快感・喜び・爽快感は世界・国家・社会の規範や
既成概念が崩壊し、新しい世界が始まること。
人類の傷跡からの再創生を幻視する彼女・・・
夢の中で出会う"のっち"には
くぐり抜けた時代の返り血の臭いが漂う。

『私の世界はここじゃ無い、私の現実はどうなり果てようと受け入れるだけだ。』

自分を凝視するように覚悟を語った。
そこまで言わせるもの・・・
のっちのギリギリの哀しみや強さが透けて見えたとき
彼女の心にともされる炎が、周囲を包む"闇"とせめぎあっている
のが見えるだろう。

夢にはつづきがある

『赤く染まった空・・・
腰をおろして夕暮れの風にたたずんでいるんです
そのときの胸を締め付けられるような切なさと寂しさが
何ともいえなくて・・・』

『泣きながら立ち上がって叫ぶんです』

『なぜ私ひとりなのか』

『でも大切なのはそのことじゃない そのあとになにをするかなんだ』

『自分の言葉で、自分の声で、自身を包み隠さず表現し、何かを伝えたい』


なぜだろうそのときのっちが神々しく見えた。
後の命題を予感し畏敬の念をおぼえたのかもしれない。
すでにあるものを壊すのは容易だ、あらたなものを生み出すのは難しい。


死の予感についても語ったが不思議に恐怖感とは無縁である
彼女の中では生と死の気配が同じ強度で相対する、
破壊と再生を求める深層、死生観それはマイナス・イメージの
ループに陥っている部分、直感的にわかるものだ。


〈ライヴ2〉
あるとき自分の中で消えかかっていた純粋な何かに触れた
未知の回路が開いた。
自分を包む空気が勢いよく拡散する。
それはまるで超新星爆発ように
波動光が空間をゆがめながら輝くリングとなって広がり
開放されたのっちの渾身の思いは一気に孤独な宇宙から
大宇宙を創出する。

日常と隣り合わせの異界が彼女のほんとうの住処なら
歌い踊り狂う自分の中に真実を見るのだろう。
それは響きあうもの
与えたものが投げ返され、頑なになった心の奥底が
やわらかく解体されるのだ。
自己肯定感という喜びの中で溶け合う奇跡。

あたるさんが仙台でのっちを眼前にしたとき
「彼方に何かを捜すような目が忘れられない」と言っていた。

独創的な振り付け、巧緻なコレオグラフィー

手足の長い流麗でしなやかな肢体、強靭なモダニズムの香気、
美しくスリリングなそのエネルギーの発露はのっちを屹然とした
姿に羽化させる。
静かな気迫がいつしか豊かな詩情となって私たちを魅了する。

五感から六感に訴求する鮮烈なイメージ。

魅惑的なイメージに惹かれて疲れきるまで彷徨するオーディエンス
約束の地へといざないリードするのは"のっち"・・・・

ライブパフォーマンスにおけるのっちは
けっして異星からの訪問者ではなく
噛み様でも、バツゲーム体質でもない
目のウロコを外して見れば
現実のものよりも聖なるもの
地上よりも天上がみえてくる
それは彼女の想念にほかならない

ナマの感動は二度と戻ってこないもの、それでも
どれだけ年月が流れようとも記憶の片隅にとどまって
離れようとしない鮮やかな原色のような出来事がある。
それがPerfumeのライヴなのだ。

私たちと彼女の交錯点に決像した幻のような光
ともにライヴを楽しみ喜びを分かつ小さな光り
我々が運んでくる その小さな蓄積によって 彼女は少しずつ
生きる喜びと力を得ているのではないだろうか・・・

ただ、今は結論を急ぐまい。


* * * * * * * * * * * * *


『我思う、ゆえに、Perfume有り』 その3
〈 のっち篇 〉  終わり

『我思う、ゆえに、Perfume有り』総論につづく?たぶんね〈笑)

サマーソニック08 Tokyo8.9




サマーソニック08 Tokyo8.9行って来ました。

早起きして、1日券握り締め旅立ったのさ、

頭の中に"入場制限"という恐怖のワードがちらついて
早々と出かけたわけです(笑)

10:00前に目的地のDANCE STAGEに辿り着く(結構歩くのだ)
運良く右側の最前列はまだ埋まってなく中央に塊が集中(明らかにパフュめあて)ほどなく右の端まで埋まる。
オープニングアクトのTHE CHEF COOKS MEの演奏が終え、入れ換えになるはずが誰も微動だにしない・・・アレやっぱりです。

Perfumeの時間が近づくと振り返れば人の山でした。
ただ平たいフロアでブロックを区切るようなバーもなく収容スペースは相当デカい、なのでこれで圧縮が起きたら非常にヤバイ・・・

とうとう始まりの段で進行MCが念を押す、絶対に押さないで、既に最前列は
潰されてる・・これ以上は中止になります云々。

結局後方からの相当な圧縮はあったそうです(デュオさん情報、後ろの方にいたはずが真ん中まで来ちゃったそうです)
演奏の途中、中央で将棋倒しが起きる・・パフュも気づく・・・
スタッフ慌てる。
幸い深刻な怪我人はいなかった模様・・ただただ幸運だったのだ。

今回は気分を悪くする人多数・・・何人自分の前を脱落者が通ったか、スタッフに担がれて運ばれる女の子もいた。
正味時間は30分もなかった、おまけに、おそらく運営側が時間短縮を図った疑いが濃厚である。
つまりは運営側がPerfumeの加熱の凄さの認識不足、ホルモンの様に気合十分な猛者どもの集まりではなく、パフュ初体験の割合が高かったこと、女の子や家族連れが支持層に多いことなどもう少し認識して欲しかった。

で気分を変えて楽しい話。

自分少し右端の最前列で斜めからのアングル視界100%はサイコーだったにょ~!!!
パフュステージが始まった途端、フォーッ!あ~ちゃんっ!、のっちぃ!、かしゆか~!!雄たけびを上げるオレ、小生の豹変ぶりに右脇と後ろにいた学生風が鼻白んでいた(笑)
でもってマキマム ザ ホルモンが下手に見にきていた。(こちらから丸見え)パフュがすこし「見にきてくれてるんですよ~」とちょいイジったとき
メンバーの誰かがフリを踊って見せていた(笑)

あ~ちゃんがSONICってなんじゃ?と言ったので、『音波~』って叫んだら
はい!見事にスルーされ(苦笑)「凄い波みたいなの」って理解になってた・・・まあいいや。

可哀相だったのが右隣に最初にいた家族連れ、ちっちゃい女の子がいて最前は押されて非常に危険とスタッフに窘められ泣く泣く離れた・・・後でパパだけ戻ってきた(笑)

セットリスト

GAME オープニング演奏のみ
チョコレイト・ディスコ
love the world(full ver)
MC
B.c.L
ポリリズム(full ver)

セトリテキトーと言っておく(記憶に自信がもてない)

例によって男の子~女の子・・・ラジバンダリの流れは踏襲
観衆不慣れな雰囲気がちょいあり。
あ~ちゃんが将棋倒しの件等、気をつかって言葉をかけていたのが印象に残った。
スタッフよアーティストに収拾役を負わせることはあってはなりません。

アルバム(マイフォト)に
後姿がかしゆかに遭遇思わず撮っちゃった(このネタ"たく"さんのパクリだけどね)。

GIRL POP FACTORY 08!!わっしょ-い!




GIRL POP FACTORY 08!!わっしょ-い!

行って来ました!!
MC:吉村由美(パフィー)
出演順
中川翔子
青山テルマ
いきものがかり
HALCALI
Perfume
倖田來未


15:30東京テレポート駅到着 快晴
Zepp Tokyoへ

スーパー永久青真珠さんとGPF100枚限定Tシャツ買おうと1時間
(自分は遅れたので30分)並んだが買える順番になったが悲しいかな
Sサイズしかなく購入断念(チビTは着れん)。
17:00開場、15分押して18:15開演
入場者限定のタオルGET!!

いや~暑かったッス!
それはステージのみなさんがです!
どうもPerfume目当てと倖田來未がせめぎあってる
感じの観客分布の印象が強い。
持ち時間45分は二者だけでほかは30分弱でした。
それに相まって観客の反応も少し冷たかった気がする。
自分Zepp Tokyoは2F指定がお約束でしたが急遽オクでGETしたため久々に
1Fの下々の方々に混じり中央の真ん中だったので雰囲気がよくつかめました。

ショコタンは相変わらずのサービス精神旺盛でギザカワユス!9月にリリースの新曲も歌ってました。
青山テルマはHIP HOP色を強く打ち出して結構ノリノリになりました。
いきものがかりはすべてアコースティックバージョンでSAKURAは胸に迫る歌いっぷりでとってもよかった・・・
きっと、あ~ちゃん本当はこんな風に歌ってみたいんだろうなあ・・ってふと思ったら
なぜだか涙がこぼれそうになった。
引き換えに得られたブレイクの凄さは今回のライブでも発揮されました。
Perfumeの盛り上がりは尋常じゃない・・・(オレを含めてね:ニヤり)
そばにいた倖田來未ファンと思われる金髪、茶髪のギャルたちが目を丸くしてました(笑)

20:48 Perfume登場!!

GAME オープニング 数フレーズパフォーマンス有り
エレクトロ・ワールド
love the world (Full ver)
シークレットシークレット
MC(トーク)
スウィートドーナッツ(GPF2003年出演時のリベンジ←あ~ちゃん語る)
SEVENTH HEAVEN
MC(トーク)
ポリリズム
チョコレイト・ディスコ

(曲順あいかわらずテキトーでしたテヘ、ぱふゅ~みさんの
セトリ参照しました)

大人しく観ているつもりでしたが条件反射には逆らえなかった(苦笑)
で、汗びっしょり・・・着替えないのに・・・
お三方は出演まで控え室のモニターで見ていたそうな、後半出演で落ち着いて見れなかったらしい。
スウィートドーナッツは以外だったけど2003年のリベンジなら納得!なんせ当時この1曲でおしまいでしたから。

男の子! イエーイ!
女の子! イエーイ!
どっちでもない人! イエーイ!
メガネの人・・黒ブチの人~
飛んだり、跳ねたりい、ラジバンダリ!
このお約束はすでに浸透しているので今回は観客(Perfumeファンのみ)の息もぴったり
あ~ちゃんに「完璧!」と言わしめた!


Tシャツ買いそびれ・・サマソニで買お(キャラバンが出場と聞き急遽参戦します)。
最後にお詫び、倖田來未ファンの方がいたらごめんなさいエスケープしちゃいました。

今日の朝フジTVの"めざましTV"で少し放送するよ!
クレーンカメラとか駆使してました!(CSフジ放送予定)

『我思う、ゆえに、Perfume有り』その3 かしゆか篇




お待たせしました!・・・あれぇ待ってないか(笑)


『我思う、ゆえに、Perfume有り』 その3

妄想のための妄想曲(話2/2)
~その3〈 かしゆか篇 〉


* * * * * * * * * * * * *

※本人の許可を得た部分(回答)のみ記載、
詳細な記述は必要なときに追補。

「~それでは始めましょう」
・・・
楽しげな話し声と涼しげな水の音がします
まわりは暗く天井が低い そこから出発の様です
透明で透きとおるような湖   どうやらひとりポツンとボートに
なんかひっしで   でもなんかなつかしい  
面白い   泣きそうになるけど
家族  スタッフ
自信はあった  どこまでも

あ~ちゃん:翼をバッサバサ 空をふわふわ飛んでる
のっち:すいすい泳いでる  イルカに乗ってる

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

~翌日~

昨日、3人に会い新鮮なまま心証を記す予定だったが、
「西脇○香」を書き終えたところで言いようのない深い切なさをおぼえた
それはまるで夜空の中に虹を見つけたような感覚だった。
あ~ちゃんの端書での感情の揺らぎは、、
私の心に届いたと自身知るべきか・・・(自分の事となるといやはや)

現象的意識であってもそこで得られた経験は外的世界(現実)と同じように
心に響き基礎付けられる。
そんな"自己との関わり"の中で現存在のあり方や意味づけを分析するとき
誤読や比喩の転用が思考の新たな展開をもたらし洞察の迷走が心の迷宮に
深く立ち入る手段に成り代わる。
そして、それを照らす光りがあるとすれば

それは純愛である。

純愛の正体は偏愛
ただひたすらに恋する
身を焦がす
情熱と欲望
自己完結的な妄想

その純粋さによってこそ
生きる意味を知り
生きる力の光を見ることができる

(答はこれなのか・・・)



問診表(基礎データ)---×→個人的端書

樫○有香 (かしゆか)について

端 書
共有した道筋が困難であればあるほどその絆は強く
信頼と言う純度の透き通るようなよどみなさを生む。
"かしゆか"のパーソナリティ-は二人を映す鏡
そのシンクロ率の高さがPerfume的領域でのバランスの妙を奏でる。
生得的なものとPerfumeとして育んだ成長が全体的な布置からの判断を
になう彼女たらしめた。
その知的静謐さをそなえた樫○有香 (かしゆか)のイメージは
滋味豊かな大人の女性へとシフトするPerfumeの表象を付託している。


夢の見立て
そのまま受け取るべきであろう、夢から訴えてくるもの
あ~ちゃんは悔しさを、かしゆかは怖れを語った。
だが私はここに彼女の安定を診る。
2人(あ~ちゃん、のっち)の才能気質を認めているところに彼女が憂慮する内心がある。
自分にはない何かを持つ人に出会ったとき誰しも個人的尺度で優劣を判断しようとする。
優越性を問い、かなわないと感じたとき、ときにその感情・経験は個人的無意識の領域にしまいこまれる。
彼女の場合コンプレックスは無いよりあったほうがよいのだ、すべてはそれを成長に
結び付けるか否かに係る。
彼女は分かってる、たとえ誤解や勘違いがあっても自分を鼓舞する手立てであることを。

"かしゆか"きみは、あの二人にちっとも負けてなんかいない。

彼女は自分で答を出すそこに芯の強さを診た。

チョロとフー
カレらは彼女の心理的自立に大きく寄与している。
彼女が可愛がり世話をする愛すべきハムスターたち、
それは"かしゆか"の[子供]、そして潜在的には[母親]なのである。
子供は胸に置いた手から伝わる温かみや感触を通して、
母親としてのぬくもりや安心感を享受する。
動物に触れると、脈拍数や血圧が安定することは知られている。
そして、なでたり、さする行為は無意識の中で母親から授乳を受ける
ときの触れ合いを意味する。
人間にとって慈しみは自身と他者の区別なく必要なものである。
また、動物に接する習慣には元気付け、動機増加、感覚刺激、
カタルシスが与えられ、言語活性化、感情表出(言語的、非言語的)、
ユーモアを高める効能がある。
この2人(匹)は彼女の慮る役割性格にも大きく関与している。
カレらを失う悲しみが訪れたとき喪失感を補おうとするのは無理からぬことだろう。
彼女にとって小動物は境遇の重ね合わせ以上に重要なものかもしれない。


感受の多面体
黒ユカ
彼女(黒ユカ)の発現は拍手喝采である。
JKKが王子様のカレー甘口なら黒ユカはマサラ黒ブタカレー激辛である。
本人は思いつきに過ぎなくても現実社会に潜むデモーニッシュな虚構を
乾いた皮肉や辛辣な批判の舌鋒をもって見聞きするものを震わせる(ちょっと大げさだが)
お金と恋愛の話はオフリミットという暗黙の了解は無視、
あ~ちゃんの天然に勝るとも劣らない独自性をそなえたスタイリッシュキャラ。

小悪魔キャラ(≒黒ユカ)
ある意味嬉しいもう1人のかしゆかである。
創作した悪辣キャラとはまるで違うもの、黙契の眼差しに視線を逸らし本音で勝負する
怖いもの知らずの女子である。
小悪魔的であっても悪意は無いのだ、本心から発せられる言葉や仕草は
かしゆか色の憎めない女の子(あるいは女性)に変容し受容する者の心に届く。
純粋で危険な大人のメルヘンを予感させるキャラ。

JKかしゆか
かしゆかの真価が具体性をもって周囲に知れわたった鉄板キャラである。
彼女の話す言葉は、大人社会の寛容さに乗っかり、ナメた口調で闊歩するJKの象徴であるが
それにとどまらずおちゃめでシュールなセンスを帯びた"JKかしゆか"のすっとぼけぶりはすさまじい、
目を細めて見守るべきアニメチックなオルタナ系ロリキャラである。

イケメン、チャラ男、かしゆかばーさん・・・・
何をやらせても魅了するレベルに昇華する想像力の豊かさはかしゆかの才能に他ならない。
Perfumeの魅力の一片に留まっているが深みを与えた功績は大きい。

彼女たちの存在は知るものに『夢を持たせる』。

声色の魔術師
想像力の中でいろいろなパーソナリティを演じる器用さはいつどこで培われてきたのか?
多重人格~つまり乖離性同一性障害という病名がある、誰しも不運に名指しされこの症状を負ったら
人物の入れ変りが起き声色から仕草まで多用なパーソナリティを披露するだろう。
そもそも誰しも持っている素質であり無意識宇宙の深遠を垣間見るのだが、変幻自在にそれを
引っ張りだし、説得力を以って聞くものの情動に達する、音域構成を持つ人は稀である。
演じることが得意分野のあ~ちゃんも共通性を持つと考えられるが、かしゆか独自の声質は
真似の出来ない特質だ。

プラスティックヴォイス
かしゆかの澄んだ音声波長はエレクトリックな響きの中で生彩に浮かび上がる。
憂いを帯びつつ希望の光りを差し込ませる様な不思議な歌声は中田氏に
想像力を触発させると言わしめた。
Perfumeを彩る声質に変換され聴く者の内面にヴィヴィッドな世界観を映しだす。
トライアングルの親和性を高みにリードするのは"かしゆか"なのだ。

自我が認識するイメージは多分に個人的な色彩に彩られる。
なのに彼女のそれは共感を与える、そうでなければ他者の情動は得られない。
多面的変容の巧みさは、彼女の鋭敏な感受性が創出した賜物に思える。
ではその潜在的動機は何か?
人の心はある程度の安定をもって日々を送る、だがその安定を崩してまででも、
より成長しようとする傾向が潜む。
人生のどこかで変容する事が必要とされ、それに立ち向うことが要求される、
その過程に人間としての成長がある。「自己実現の過程」と換言できる。
これでいいのかと疑問やむなしさを感じはじめ、あるとき「認めたくないものを認める」
それが正しいというこたえは出てこない。
価値観の崩壊と再構築、発想転換、そこに新たなバイタルサイン(生命徴候)を
見つけたとき成長が約束される。
その作業の多さが豊かな多面性を育てる。

かしゆかはジンクスを壊したがる~No.13が好き、別れるという名所に恋人と言きたい云々
くせのあるキャラクターに魅力がシフトする(もやしもんのオリゼー?醸すぞ・・・)。
安易な推測だな・・・

P.T.A.ブログ
こまめに更新する性格。
自分撮りのたくみさ、素直な表現
ユーモラスな身振り手振り、表現のセンス。
セルフプロデュースの片鱗。
自尊心の発露

理想の恋人
『色白で、なよなよして、病弱な人』
あるバンドのギタリストがこの表現のモデルである。
具体的名前は避けた結果とも言える。
彼女の理想像は人間的な温かみ、素肌のぬくもりよりも
清廉な存在を求めていた。
かしゆか自身が潔癖症的な要素をもつからともいえる。

好な人といるとドキドキして気持ち悪くなっちゃうんですよ!!。 
ベタベタしてくる・・・うわ~気持ち悪い!

自身の近辺(活動範囲)に気になる人をゲーム感覚で見つけては
擬似恋愛模様を妄想の中で楽しむ得意技も関連付けられる。
それでも違和感を覚えるのはかしゆか自信が意識的に虚構性を
提示し"気づき"を暗に期待しているところにあると推察する、
元形傾向は変らないが理想の恋人はシフトしている。
つまり生の存在としての理想像は別にある。
ただし、注意しなければならない彼女も女性なのだ、
無駄に混乱させているようでしたたかな思惑があったりする。


ライブツアー
全国ツアーを熱望していたのは、のっちでもなく、あ~ちゃんでもなく
かしゆかだった。 誰よりも・・・
彼女が求めていたもの。
アイデンティティ、それだけではない・・・『記憶』である。
記憶は保持するものでなく育つもの、そして薄れるものでもない
実際は脳の中で、その記憶を核に感受性のインフラが張り巡らされ
ライブ(音楽)経験が豊かであればあるほど創造的な感受性が育ってゆく
音楽を愛するということ、それは
外界の音を聞きながら実は同時に自分の内面に耳をすましていること
彼女の心の叫びは、誰に、どう聞きとってもらえるのか・・・
感受性を育てる記憶、思い出となるまで
まだ届かないけど
いま、耳をすましている・・・・

写真
アーティスティックな側面
美しい空を見たとき、海を見たとき、山を見たとき、人は説明できないような情動を得る。
眼差しの中で熟成するもの、
じっと見つめられている感覚。
もっと彼方から発せられるもののようにも感じられるなにか。
その「自然がかえす表現行為」を彼女の撮った多くのスナップは教えてくれる。
かしゆかが写真を撮る行為は、
感受性が豊かであればあるほど、あるいは哀しみや喜びが深ければ深いほど、
その澄み切った境地は、彼女にとって素直な愛への陶酔や、人間性の信頼を
創造の源にできる、そう素朴に信じさせる、祈りに似た儀式のように思える。


詩 作
詩作という行為は
心の奥のわきあがる歓喜を縦糸に、やわらかな痛みを横糸に織り込まれる。
そして紡ぎ手の内心の視線がなにを切り取ってみせたかに心動かされる。
彼女の詩は「思い」の探求過程の発露である。
強い態度と弱々しい女心の矛盾が潜み、清らかな顔に淋しさが漂う
それでも模索と葛藤の中で、自己の立場を確立し、貫いていく・・・
詩篇の奥深い暗闇に流れ共鳴する物語の数々。

芯が強い分傷つきやすい
気がつかない方がいいこともある
彼女の深い洞察力は見逃さない
彼女のかすかな声(詩)を聞いた
シニカルな独白に慄然とさせられる
かしゆかのイメージとは違った
淋しさに震える孤独をその背中に感じる。
かくれんぼで見つかった"かしゆか"は
いちばんけなげで女の子らしいのかもしれない。

この世界で生きていく厳しさとは
すべてを手に入れながらも気づかず
埋めようの無い欠落感に苦しむ性にある。

『人生は計画の中で過ぎてゆき、人はやりたかったことを
やる前に死んでゆくものです。』
ヴォルテール

でも忘れてはいけない
きみのつむぐ『詩』は曖昧にゆらめく色彩なのに最後は白い光りになるね、
"かしゆか"きみの詩には愛という浄化がある。

愛は人をさらに成長させていく
いままで見えなかったものにも優しい光を投げかけてくれる
その姿がよく見えるように・・・


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・



(さて、次ののっちを記す前にリセットしなければ
                  ・・・気持ち的にはしんどいな)

瞑想
自分の意識を水面下に沈める準備が整う・・・
意識はだんだん無に近づく
その後の一切は意識の彼方で行われる


* * * * * * * * * * * * *


妄想のための妄想曲(話2/2)
~その3〈 のっち篇 〉につづく

『我思う、ゆえに、Perfume有り』 その3 あ~ちゃん篇




その3個人篇、大変な予感がしましたがやっぱりでした(苦笑)、
隠遁として書きなぐりやっとあ~ちゃん篇に目途がつきました。
駄文の上にすげえなげ~!笑うしかない・・・


しつこいようですがこれは妄想です。
彼女たちを知ることが自分の理解に通じる
どうしてこの3人に"いいおっさん"がやられちゃったのか
自分でも不思議だったことが当日記の発端です。
それに
この3人に沢山のおっさんが同じように感動するのもなんか変でしょ(笑)

内的世界(無意識)までひっぱりだしたことで知り得た事実と
憶測・妄想の天秤はいっぽうに傾きすぎて吹っ飛んだ。
なんせ心の領域にある無意識の占有率は圧倒的だから・・・

彼女たち本人も知ることのない世界(無意識)それを斟酌することしか
知りたい解が見出せないのならそれに期待するしかないわけです。

個人篇は恐れ多くも人を語る試みおのずとグダグダになります
なにとぞよしなに・・・



『我思う、ゆえに、Perfume有り』 その3

妄想のための妄想曲(話2/2)
~その3〈 あ~ちゃん篇 〉


* * * * * * * * * * * * *

※本人の許可を得た部分(回答)のみ記載、
詳細な記述は必要なときに追補。

「~それでは始めましょう」

ほんとうはそっちに行きたくないんですけど
行かないとあえない  会わなくっちゃいけない
あっちに行きたい  でもそこには誰もいない
淋しくていられない  静かで怖い
楽しい  そっちに行こうとしてるのに
手を持って行かせようとしない
わたしが言いだしっぺ  連れて行く

のっち:人魚
かしゆか:子犬

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


初診報告にあたり

自分の心(自己)の中には意識できる自我と
意識できない無意識で形づくられています。
無意識は自我や意識の「嘘」隠された本心を
伝えようとします。
個人的無意識は、ときに言動、しぐさ、ふるまいなどに
観念的なパフォーマンスとして外的世界に現れる。
もっとも深い普遍的無意識には元型があり
それがなにものかの姿(イメージ)になって
意識の世界に現れます。
それが"夢"、知るための手がかりとなる。
ただし、むやみに無意識の深層に立ち入ることは
本人自身を含み誰であっても危険なことです。
そこには底知れぬ恐ろしい暗闇もしくは宇宙があるといわれています。

心の深みに分け入る動機は「成長(自己実現)」、臨床心理学としては
「統合」を目的とする作業となります。
自分の理想像に近づく欲求と言い換えることが出来るでしょう。
成長には心の痛みや困難がつきまといます。
意識と無意識の狭間で対決し山を越えるのはクライアント自身で
初めて登るその山を共に歩み知識と体験知の差を活用し手助けを
するのがカウンセラーです。

力になるアドバイスは行いますが、けっして道を指し示したり、
背中を押したりはしません。
足を踏み外さないように気を配り本人の自己治癒力を見守ります。


・・・ 割 愛 ・・・


~最初から決め付けない方がいいのです、さまざまなニーズがあり
どちらも必要だからです。

ひとつの道筋にこだわらずさまざまなことに心をひらいてください。

以上

                   記載年月日 平成20年○月○○日
医療法人社団○○会 ○○○クリニック
医師の氏名  ○○ ○


・・・初診報告書関係は、これでヨシっと・・・


(生の、そのままの新鮮な印象を大切にしなければならない
専門的な御託はかえって心証世界を壊してしまう)

(新鮮なうちにメモっとくか・・・)



問診表(基礎データ)---×→個人的端書

西脇○香(あ~ちゃん)について

端 書
彼女たちの心に響く何かを導き共有することは隠された意図を感じ取り
魔法に秘めらた魅力に気づく糸口となる。

ぽっと語った、イメージ、他愛のない夢。
しかしそれは水面(みなも)に波紋が生じるようにしだいに大きくなる。
それはキラキラした輝きだけでは成り立たない、かならず隣に闇がある。

夢の見立て
[当たらないアイス]
自らに課す制限と外的事実の不遇を2人(のっち、かしゆか)との対比で感じている。

夢は自律性を持った無意識の産物だから見過ごせない・・・
本人も自分も知らない事がたくさんあるな・・・

言葉にならないことや
言葉でいいたくないこともある
端緒を得る事で隠された意図(本心)を感じ取り
言語化しないメッセージに言葉を与える
それが私に課せられた理解の本質である
難解なだけに価値がある。

人それぞれに生き方がある
そして理想がある
すべては人間の美しさにつながる。

彼女の印象「風姿香花」・・・(勝手に作った造語だが)

スーパー[コムズ]のモデル・・・(なるほど)
華やかな世界の扉に少しだけ触れ
幼いながらも本能で感じていたのだろう。
演じて見せることの楽しさを

家族の愛に恵まれ心優しい包容力のある性格に育っている。
それでも人は一面的ではありえない、陰影は深くて濃い。
ヒリヒリした感情が奥底にあったね"あ~ちゃん"
・・君はどこにいるのか?

BEE-HIVE、つくばテレビ関連他初期映像・・・
映像に残された言動や仕草それらのが生み出す陰影や歪みから、
過去の手触りや存在感、あるいは時代の奥行きが立体的に伝わってくる。

コケたら終わり
BEE-HIVE一抹の後ろめたさ、心ならずも去るしかなかった先輩
仲間たち当時はそんな余裕は無かったろう、だが愛借の念は心深く沈む、
戦友の死を糧に生き延びた負のイメージ。

"あ~ちゃん"
ノンバーバルな(非言語的な)表現
飄逸(ひょういつ)な人柄
理解がおぼつかない茫洋なる仕草
ラジカルな批判意識
諧謔的な言語感覚
「テクノズカズカのべべべべでお願いします。」
「♪ステンスタン トゥ スケンスケンスコン~ 」
「まっそんな感じで」
「コケたら終わりのカワイソウな時代」
心地よいココロの粒子~→「病んでた時期でした」
・・・etc
いずれも独自性を供えた軽妙洒脱感がある。
個性であり、巧みに意識された演者の素養を見る。

"コサージュ(花飾り)"
「キ○ガイみたいじゃろ?」
静かな微色(セピア)の世界(心象)に鮮やかな色が欲しいから花を置く
窓辺に花というアートワーク、対外的に必要な添え物、意識的粉飾。
コサージュは自らを道化、トリックスターという役割的象徴の飾り
個人的無意識の現われ。
左の側頭連合野(言葉をつかさどる)の活性化を無意識が訴求した
サイン、、深読みか?
包含するのはいずれでもあり、いずれでもない。

中途半端に目をそらしては、またまなざしを向ける(自分)。

"好尚"
服装、ワンピース、花柄、レースなどあしらい。
あえていうなら姫カジ風か?
花(ガーベラ)が好き
パジャマが好き

内在するイメージ
屹立とした姿
凛とした可憐さ
香り/Perfumeの中心という自負
ディズニー映画、お姫様
自分はかわいらしいでしょ?

"小さい子供が好き"
本質的なものの投影
なぜ唄がすきなのか?
将来の夢ってなんだろう
表現したい欲求ってなんだろう
象徴性:正直、かわいらしさ、萌芽

長女(弟、妹)の気質や女性的なやわらかな感性が読み取れ
オキシトシン活性度が高い傾向を観る。
理想の母親像に対する強い刷り込みも窺えるが心像として
母性の元形イメージが支配している。
Perfumeはきっとあ~ちゃんに母性のイメージを付託している。

ピンクパジャマ・靴のコレクション
収集欲は女性が心にもつ男性像(アニムス)による肯定的な発現
靴は一般論が当てはまる。外出、自分を飾る表現ナルシスティックな側面
脳の重みづけがピンク白系のパジャマであることは着目、何らかの補償
作用にあることは確かだ。家族、団欒、睡眠、くつろぎ、ゆったり感・・・弛緩
総じて緊張感からの開放を象徴するアイテムなのかも知れない。

共感覚
見たり、聞いたり、触ったり、そのときの感情や匂いなどに実際は一緒にならない別の
感覚が加わってしまう特殊な知覚現象『共感覚』。
あ~ちゃんはその近い感覚を持っているのではないか?
まさに仮説なのだが彼女は少しばかりの共感覚を持っている可能性がある
たとえば音楽を聴くとその音階やメロディに鮮明な色が頭の中に浮かび
それは音階ごとに色が決まっていて正確に感じることが出来らしい。
つまりその感覚に似て彼女のケースは言葉を聞くと・・・意味の理解より先に
その言葉に呼応した独自の音が頭の中で木霊する。
彼女自身がそれををフィードバックしたとき独自の擬音が言の葉となる。

ふたりのイメージ

のっち=『人魚』
憧れと謎、理解半分、畏怖の念
のっちはディーバ
神話世界のセイレーン(SIREN)
半人半魚
恋人、ライバル

かしゆか=『子犬』
信頼と従順ときにいたずら
愛らしい、賢い、 自分勝手
纏い付く小さい動物
コントロール不能
親友、妹


ネットの功罪
メディアの露出度が高くなった途端に訪れたドグマ(偏見)
嘲弄(ちょうろう)に免疫が無いのは悪意に接する機会が少なかったゆえか
生育環境に恵まれての結果か、もしかしたら接していたとしても気がつかない
その奇跡の様な純粋性を保つ何か(受容)が内在しているのか?   
・・・・信じてしまう。

経験知の偏差
「やり逃げ精神」
「やりすぎ家庭教師」
言葉の奥に潜む卑俗な用法に明るくない、素朴さを気づかせる一面・・・
(うなずけるな)

仕事、恵まれた気質
芸能界・・・虚構という嘘をつききるため人格形成、見事な支持者目線の誘導は
恋人が自分の前にだけ素顔をみせると思い込む、そんな錯覚に似てる。
彼女には純粋性(素)と大人びた密かな企てが混在し、他者に何らかの情動を
誘発する、そういった気質からくる役割性格の変容ぶりが自然と身についている。
精神構造をもつ人というべきか、根っからのタレント気質が適切な喩えかもしれない。

本物のロック魂
現実に対する反逆が精神の基調を成し、倫理自体の自己破壊を予見するつわもの(賢者)たち
ロックとは反逆の魂、一律なものの見方を疑い既成概念をぶち壊す、社会的嘲笑は許容しても
社会的洗脳は許容しない、信じるものは自由。
彼女は自由である、、
ときに彼女がニュートラルであるとき他を意識して計算した発言はしない
すべて自分の言葉で話す。
大里会長や中田氏(権威)を楽しげに茶化しイジりたおすのは御茶の子サイサイ、新曲は・・・聞き流す
~右から左、本人は曲の良さを伝える気持ちなのだが辛辣に聞こえてしまう発言も軽妙で心地良さ
さえ感じる。
"社会倫理的にこう有るべき"は関係ない、自分の信じる見立てでどう感じているかが重要なのだ、
その発言において批判意識において自らを貶めようとも命脈が絶たれる淵に立たされようとも
何事も無かった様に帰って来れるのだ、、、本能である。
そんな彼女の存在感に真のロック野郎たちは否応無く同じ臭いを嗅ぎつけるだろう。


山里亮太(南海キャンディーズ)
「素敵・・結婚したい」
心は二面性を持つ、自身の中の異性像(アニムス)に符合する要素が
強かったのかもしれない。確かに彼は賢く(関西大卒)、機知に富む、
笑いのセンスもある・・だが外見と変態なところが残念で、彼を知る者は
容認できないだろう。
だが補償作用の働きかけで自我の力ではどうしようもない魅力や
パワーを山ちゃんに感じていたのなら苦しい現状を打破する要素である。
ならば求められた異性像と解釈し、見守るべきなのだろう・・
(いや無理だ!)


質問の空白
[自分を変えたいところ]この質問に対する回答は沈黙だった。
反応時間が遅いのならば情動にあると考えるが思考停止に近い。
コンプレックスの中核に触れたのかもしれない。
変りたくない、もしくは"もう変りたくない"何か、意識化されないものか
または抑圧し無意識に押し込めたものなのか?
しんどい思いをして変った経験が・・・
「行かないとあえない  会わなくっちゃいけない」
読み替えよ・・・
「変らないと会えない  変らなくっちゃいけない」
夢の実現、軌道修正。

信じるチカラ
なぜあーちゃんはPerfumeの可能性が見えていたのか?
あるライブのMCで超能力の話しをした・・・

脳科学の発達は得てして人間のモノ化を啓発した。
罪責感や内面の葛藤による苦しみなど内心の痛みに拮抗薬やドーパミンで対処し
鬱にいたっては脳内のセロトニンの代謝異常ですませる。
心をモノとして扱うことが科学的、医学的常識ならばいつかそれは打ち破られる。

なぜなら彼女(あ~ちゃん)の"思念"は周囲の者に常識を超える影響を与え
解明途上である精神領域の力(未知境域の念波)の波及を見せた(推定)。
職業柄深刻な局面においてそういった不思議な現象に出会うことがしばしばある。
彼女の場合、失望感で混迷するとき、自身を励ますとき、不安と昂ぶりが去来するとき
それは発動される、すべて無意識のうちで・・・
もう気付いているのか・・・
彼女の強い意志によって自身の"思念"が脳を鍛え発達させてきた。
それは脳に蓄えられた無意識の情報量の多寡であり、魅了する力の蓄積だと言える。
努力の積み重ねこそが才能であり、思いの積み重ねが真なる思念を引き出すのである。

その能力の素因は「信じることを凄く大切にする」その言葉の意味するところに
ある。

よって言動、仕草、眼差し・・・すべてのふる舞い
その機微と情感は深い余韻を残す。

彼女が中心となってPerfumeはここまで来た。
共に辛い時期を過ごした2人を励まし、自分を信じて努力を惜しまなかった
それゆえに困難を乗り越えてきた日々が楽しかった追憶のイメージに変容させるのだ。
刻一刻と終焉に近づく秒針の音を聞くような思い、そのような幾度かの
ドラスティックな局面は彼女の意地と気骨を備わせ育んだ要因となった。

今そこにいるならば・・・夢の見立て・・・2
この幸運の中でひとり蔭ながら犠牲を味わうのはあ~ちゃんだろう
それでもけっして表に出さず笑顔で超克する姿はいつか美しい煌然となり
報われる日々を約束する、必ず。

あ~ちゃんキミは強い、、、が、強いほど運命は皮肉なのだ
因果律は君にしか乗り越えられない厳しい試練を与える。
それが成長や発展に結びつく人生であって欲しい、
けっして
挫折や悲劇に結びついてはいけない。
何かを感じ始め虚しさを覚える時期はまだ先にある。
それをものともせずに乗り越える成長を身につけ豊かな人生を謳歌するんだ。
この先、涙は幾たびも溢れ落ちるだろう、でも負けるな。

そのために私は出来る事をする。

(走り書きになったな、あとで読めるかな?)

・ ・ ・ ・ ・

(なんだ ・・・  涙?
         心の中で何かが揺れた・・・)


妄想のための妄想曲(話2/2)
~その3〈 かしゆか篇 〉につづく