
もうすうぐSHIBUYA-AX ワンマンライブ【Perfume ~ソックス フィックス マックス~】
にんまり
PerfumeのAXライヴに参戦がてら天気よければマカロニPVロケ場所を遊歩しようと思う。
動画サイトで場所が詳しく記されていたので不案内な小生でも楽しく彷徨できそうだ。
ふとマカロニPVの3人を想起する感覚はさぞ楽しかろうと思う。
さて以前マカロニPV暗喩解にて
存亡が揺らいだ2度の危機(2004年秋からの1年そして2006年)を乗り越えた彼女達が
ブレイクのあとに訪れる壁、乗り越える先の真の自己形成
そしてPerfume自身の動機、目的、相互認知について放埓に論じてみた。
妄想と嘲笑するのもよいけれどメタファとして論じる試みは大切だと思う。(自分でいっちゃたよ/笑)
勝手に自分の妄想を展開することを楽んでる節はあるが・・・。
ただ確かな事は、マカロニPVに映し出された事象を予兆や暗号に満ちた比喩だと意識し
わざと文脈を深読み解釈してみることで"込められた思い"という相貌が表出する。
よく見知っている自然で何の変哲のない表情やしぐさが、突如、迷宮となり隠れた
心象が見え隠れするそんな試み・・・
思想家ベンヤミンに通じるが・・・それはさておき
無粋を承知で・・・
【Perfumeの掟】についてもちょっと"どれだけ~"♪(どんだけーっ)深読みなんだ
を実践してみる。
ただし、カウントダウンでの一回ポッキリのイメージなのでとってもテキトーです。
まあ妄想なんでご容赦。
【Perfumeの掟】は試験に出ます!と言いたいくらい最重要命題です。
中田氏よりも付き合いの長い水野先生が創出した先鋭的な演出と言え
今後のPerfumeの重要なキーワードである。
ブレイクの兆しを受け依頼されたタイミングも意味深い。
黒を基調としたゴシック衣装で無機質な香りがする新しいPerfumeの
コンセプトアート、もちろんそれだけではない・・・・
明滅する光と影、己の頭蓋の内壁が揺れそれは始まった・・・
緻密なタイミングで展開する周到なリズム
何がおきたのだろう・・・
胸が騒ぐ
マネキンを持って登場するも表情は無い、
モノクロームエフェクト衣装着装。
Justice-Genesis
DIGITALISM-Echoes~
Justice-Stress…etc(YouTubeで聞いてみよう)
機械的で硬質なポージング
「3人合わせてPerfumeです!」
・・・・「足の角度は完璧に」
日常的な動きが漆黒の中でスタイリッシュに転化、加速、
ときに減速し静止する・・・
・・・「コンピューターシティ」のジャケポーズ
アクターズスキルが冴え渡るダンス~ポージング
ソリッドな凄みが加わり聴衆を圧倒する。
「大人の事情で」
「事務所の方針で」
「あ、でも基本的には事由なんで・・・」
椅子やハンドミラーを使い複雑かつ精緻なコンテンポラリー
ダンスを展開。
コケティッシュであるのだが無表情に抑制されているせいか、
極限感覚が加味されたエロティッシズムが際立つ。
(30秒以内で答えなさい)
「ひとり暮らしをしています、昨日からおばあちゃんが・・・・」
Perfume/エレベーター(インスト)
宣言する。
「感謝の気持ちを忘れないこと・・・ずっと仲良しでいること。信頼し合うこと」
・・・・そして
「はい、出来上がり!」
思いはかたづかないまま
ブラックアウト(終演)
一般的意味論を持ち出すまでもなくポイントは掟を宣言するところである。
ではそのセリフそのまま受け取って終わりなのか?
となる。
暗黒と無表情によるこの流れは何らかの相互作用が生ずる8分半であり
突き詰めたとき、「何が意識下に起こるか?」がこのコンセプトの焦点である。
黒を基調にした目的、黒は真っ黒の一歩手前
色は光りに反射して生じ、光りの吸収が色を決める
であるならば
象徴とするモノクロームエフェクトを黒白(こくびゃく)の世界
と翻訳し色彩を拒絶した明暗に絞り推論する。
今後はより多くのスポットライトを浴び光りが当たる
だが光りが当たれば当たるほど影は濃くなるのだ。
Perfumeの掟が魅せた世界は
光りと影、相反するもの
静寂の中にある騒がしさ
渾身の誓いに欺瞞の匂い
自嘲的ニュアンスをはさみ
大胆な虚構と身に迫る現実性
それらに負けまいとするPerfume自身の姿を映し出していると解釈した。
だが演者たるPerfumeの懊悩する姿は無表情の仮面に覆われ、
そこに新たな目標(夢)の提示はなく絶望と希望、
拒絶と癒しが光りとともに散乱する。
なぜ?
内向きの価値観から脱却し未来への展望をどうつぐむか・・・
未来を予見する新機軸として暗に選択肢を示すのではないのか???
ところが予定調和的に解釈はさせてくれない。
彼女達の今後。
それ以上を求める
それを維持する
方向転換
混迷
決別
・・・・答えはない
答えは要らない?
おそらくそれが正解である。
なぜなら答えは「変らないPerfume」が至上であるからだ。
それはPerfumeに備わっている中庸の美学に他ならない。
樽をゆらしつつ静かに恋の熟成をまつ如く・・・
続けてきたこと
たどり着いた約束の地に咲いたひとひらの華、
そしていくつものつぼみ。
"この世界"では緻密な戦略をたて資金を投入しビッグビジネスを目論む
陳腐な計算は成り立たない。
そのひとひらの華やつぼみは
人の手が触れない聖域を秘めたPerfume自身の希少性を
価値へと転化できるオリジナルな部分での貢献であり。
そしてそれは予見し得なかった現象も含まれることに
少しだけ気付かせる役割を担っていた。
では隠された演出意図はなに?
それは相互作用、演者と観客が共有するもの。
それは意思されない部分での活発な情報の交差と
神経細胞の活性化。
なんのために?
今ある事実(ブレイク)は意思決定の過程の中のほんの一部の結果であり
意識できる事は一部でしかなく"効果の続き"があることを気付かせるため。
Perfumeと自身の欲求(動因)の引き金になった本当の原因はよくわからな
くても、過去に感受した※"ストレス"はもう無くなったこと・・・
突き詰めれば
Perfumeと自身の行動は目標(誘因)が果たせた結果として事実となったこと。
先ゆく道筋は未知であっても素地はすでに培われていること。
「Perfume論」たる掟の深層には
脳科学で言う意思の後付の仕組みが練り込まれ、
それらを知る術の提示と中庸の美学の賞賛が潜んでいる。
※隠れたメッセージ:
過去を振り返り「辛くはなかった」と明るく応えるが十代の多感期に厳しい現実を
体験していることはファン誰もが知る事実である。
トラウマとなって存在するそれは発言の折に触れ顕在する
彼女たちの歴史のリアリティに未だ消せないものを抱えている証左である。
「名前だけでも覚えて帰ってください」
「こんなんですけど曲はすごく良いんで」
「見捨てないで下さい」
自虐ネタと笑うケースがほとんどでも小生はこの"闇"を深刻に受け取る。
最後に3人に伝えたい
「信じられないほど多くのファンがPerfumeをしっかり支え見ているよ」、
「そのままで自信を持って進めばいいんだ」と。
以下のアルバムは必聴
DIGITALISM-IDEALISM 国内初回版まだある(たぶん)
Justice 1stALBUM
perfumeの掟のイメージを総括した曲がこれです。
DIGITALISM - IDEALISTIC
http://jp.youtube.com/watch?v=NGI_UA18RsI
この2曲は聞いとこね。
Digitalism - Echoes
http://jp.youtube.com/watch?v=BDyZqhSTDQc
JUSTICE - Stress
http://jp.youtube.com/watch?v=yfJlQUXaSFo
にんまり
PerfumeのAXライヴに参戦がてら天気よければマカロニPVロケ場所を遊歩しようと思う。
動画サイトで場所が詳しく記されていたので不案内な小生でも楽しく彷徨できそうだ。
ふとマカロニPVの3人を想起する感覚はさぞ楽しかろうと思う。
さて以前マカロニPV暗喩解にて
存亡が揺らいだ2度の危機(2004年秋からの1年そして2006年)を乗り越えた彼女達が
ブレイクのあとに訪れる壁、乗り越える先の真の自己形成
そしてPerfume自身の動機、目的、相互認知について放埓に論じてみた。
妄想と嘲笑するのもよいけれどメタファとして論じる試みは大切だと思う。(自分でいっちゃたよ/笑)
勝手に自分の妄想を展開することを楽んでる節はあるが・・・。
ただ確かな事は、マカロニPVに映し出された事象を予兆や暗号に満ちた比喩だと意識し
わざと文脈を深読み解釈してみることで"込められた思い"という相貌が表出する。
よく見知っている自然で何の変哲のない表情やしぐさが、突如、迷宮となり隠れた
心象が見え隠れするそんな試み・・・
思想家ベンヤミンに通じるが・・・それはさておき
無粋を承知で・・・
【Perfumeの掟】についてもちょっと"どれだけ~"♪(どんだけーっ)深読みなんだ
を実践してみる。
ただし、カウントダウンでの一回ポッキリのイメージなのでとってもテキトーです。
まあ妄想なんでご容赦。
【Perfumeの掟】は試験に出ます!と言いたいくらい最重要命題です。
中田氏よりも付き合いの長い水野先生が創出した先鋭的な演出と言え
今後のPerfumeの重要なキーワードである。
ブレイクの兆しを受け依頼されたタイミングも意味深い。
黒を基調としたゴシック衣装で無機質な香りがする新しいPerfumeの
コンセプトアート、もちろんそれだけではない・・・・
明滅する光と影、己の頭蓋の内壁が揺れそれは始まった・・・
緻密なタイミングで展開する周到なリズム
何がおきたのだろう・・・
胸が騒ぐ
マネキンを持って登場するも表情は無い、
モノクロームエフェクト衣装着装。
Justice-Genesis
DIGITALISM-Echoes~
Justice-Stress…etc(YouTubeで聞いてみよう)
機械的で硬質なポージング
「3人合わせてPerfumeです!」
・・・・「足の角度は完璧に」
日常的な動きが漆黒の中でスタイリッシュに転化、加速、
ときに減速し静止する・・・
・・・「コンピューターシティ」のジャケポーズ
アクターズスキルが冴え渡るダンス~ポージング
ソリッドな凄みが加わり聴衆を圧倒する。
「大人の事情で」
「事務所の方針で」
「あ、でも基本的には事由なんで・・・」
椅子やハンドミラーを使い複雑かつ精緻なコンテンポラリー
ダンスを展開。
コケティッシュであるのだが無表情に抑制されているせいか、
極限感覚が加味されたエロティッシズムが際立つ。
(30秒以内で答えなさい)
「ひとり暮らしをしています、昨日からおばあちゃんが・・・・」
Perfume/エレベーター(インスト)
宣言する。
「感謝の気持ちを忘れないこと・・・ずっと仲良しでいること。信頼し合うこと」
・・・・そして
「はい、出来上がり!」
思いはかたづかないまま
ブラックアウト(終演)
一般的意味論を持ち出すまでもなくポイントは掟を宣言するところである。
ではそのセリフそのまま受け取って終わりなのか?
となる。
暗黒と無表情によるこの流れは何らかの相互作用が生ずる8分半であり
突き詰めたとき、「何が意識下に起こるか?」がこのコンセプトの焦点である。
黒を基調にした目的、黒は真っ黒の一歩手前
色は光りに反射して生じ、光りの吸収が色を決める
であるならば
象徴とするモノクロームエフェクトを黒白(こくびゃく)の世界
と翻訳し色彩を拒絶した明暗に絞り推論する。
今後はより多くのスポットライトを浴び光りが当たる
だが光りが当たれば当たるほど影は濃くなるのだ。
Perfumeの掟が魅せた世界は
光りと影、相反するもの
静寂の中にある騒がしさ
渾身の誓いに欺瞞の匂い
自嘲的ニュアンスをはさみ
大胆な虚構と身に迫る現実性
それらに負けまいとするPerfume自身の姿を映し出していると解釈した。
だが演者たるPerfumeの懊悩する姿は無表情の仮面に覆われ、
そこに新たな目標(夢)の提示はなく絶望と希望、
拒絶と癒しが光りとともに散乱する。
なぜ?
内向きの価値観から脱却し未来への展望をどうつぐむか・・・
未来を予見する新機軸として暗に選択肢を示すのではないのか???
ところが予定調和的に解釈はさせてくれない。
彼女達の今後。
それ以上を求める
それを維持する
方向転換
混迷
決別
・・・・答えはない
答えは要らない?
おそらくそれが正解である。
なぜなら答えは「変らないPerfume」が至上であるからだ。
それはPerfumeに備わっている中庸の美学に他ならない。
樽をゆらしつつ静かに恋の熟成をまつ如く・・・
続けてきたこと
たどり着いた約束の地に咲いたひとひらの華、
そしていくつものつぼみ。
"この世界"では緻密な戦略をたて資金を投入しビッグビジネスを目論む
陳腐な計算は成り立たない。
そのひとひらの華やつぼみは
人の手が触れない聖域を秘めたPerfume自身の希少性を
価値へと転化できるオリジナルな部分での貢献であり。
そしてそれは予見し得なかった現象も含まれることに
少しだけ気付かせる役割を担っていた。
では隠された演出意図はなに?
それは相互作用、演者と観客が共有するもの。
それは意思されない部分での活発な情報の交差と
神経細胞の活性化。
なんのために?
今ある事実(ブレイク)は意思決定の過程の中のほんの一部の結果であり
意識できる事は一部でしかなく"効果の続き"があることを気付かせるため。
Perfumeと自身の欲求(動因)の引き金になった本当の原因はよくわからな
くても、過去に感受した※"ストレス"はもう無くなったこと・・・
突き詰めれば
Perfumeと自身の行動は目標(誘因)が果たせた結果として事実となったこと。
先ゆく道筋は未知であっても素地はすでに培われていること。
「Perfume論」たる掟の深層には
脳科学で言う意思の後付の仕組みが練り込まれ、
それらを知る術の提示と中庸の美学の賞賛が潜んでいる。
※隠れたメッセージ:
過去を振り返り「辛くはなかった」と明るく応えるが十代の多感期に厳しい現実を
体験していることはファン誰もが知る事実である。
トラウマとなって存在するそれは発言の折に触れ顕在する
彼女たちの歴史のリアリティに未だ消せないものを抱えている証左である。
「名前だけでも覚えて帰ってください」
「こんなんですけど曲はすごく良いんで」
「見捨てないで下さい」
自虐ネタと笑うケースがほとんどでも小生はこの"闇"を深刻に受け取る。
最後に3人に伝えたい
「信じられないほど多くのファンがPerfumeをしっかり支え見ているよ」、
「そのままで自信を持って進めばいいんだ」と。
以下のアルバムは必聴
DIGITALISM-IDEALISM 国内初回版まだある(たぶん)
Justice 1stALBUM
perfumeの掟のイメージを総括した曲がこれです。
DIGITALISM - IDEALISTIC
http://jp.youtube.com/watch?v=NGI_UA18RsI
この2曲は聞いとこね。
Digitalism - Echoes
http://jp.youtube.com/watch?v=BDyZqhSTDQc
JUSTICE - Stress
http://jp.youtube.com/watch?v=yfJlQUXaSFo
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